千代田区番町では、日本テレビ本社屋跡地の再開発をきっかけに、「日本テレビ通り沿道まちづくり協議会」が発足し、番町麹町地域の課題や将来のまちづくりについての検討がスタートしました。千代田区を含めた協議が進む中、検討中でも出来ることから・・と地域の方々の課題・要望を伺い、2015年12⽉四番町に「番町の庭」、2021年9⽉⼆番町に「番町の森」がつくられました。子どもたちが非常に多い番町ですが、近くで遊べる公園や広場が少ないという要望に応えたものです。暫定利用ではありますが、近くの保育園の園児や幼稚園の園児の遊び場として、また学校帰りの待ち合わせや遊び場として、近隣就業者の憩いのスペースとして日常的に利用されています。
当社は、それぞれの運営管理のほか、番町の庭や番町の森で開催されるイベントの企画または開催支援等を行い、まちづくりに関する窓口業務を担っています。
番町麹町地域の情報発信による地域コミュニティの醸成を目指して、2016年「番町瓦版」を発行しました。毎月1回地域の有名人やお薦めスポット、お祭りや盆踊りなどイベント情報を番町地域及びその周辺にお届けすべく、学校や地域店舗のほか、JRや地下鉄の駅に設置し、3,000枚/回発行していました。しかし、2020年新型コロナウィルス感染症拡大により、紙面での発行を断念し、2021年よりYouTube「番町チャンネル」をスタートしました。ラジオ風YouTubeとして、地域の方々との座談会や直撃インタビューのほか、メインパーソナリティの取材や体験レポートなど、4本/月の頻度で公開しています。当社は、企画・編集会議への出席、地域取材の依頼・現場対応等を行っています。
その他、番町の森のX(旧Twitter)やInstagram、LINE公式アカウントなどを用いて、森の植物や虫たち、またイベント情報等の発信を行っています。
出典 YouTube番町チャンネル
2023年7⽉、番町の庭、番町の森におけるイベント開催のための打合せや作業に使⽤する「場」として、四番町に「番町エリマネサロン」がつくられました。
エリマネサロンは、地域で主体的に活動している⽅々のメンバー登録制ですが、サロンに集まることで、コミュニケーションがうまれ、連携し、新たなプロジェクトが⽣まれることも期待しています。また、⼀緒に地域のにぎわいづくりや防災のための広場活⽤、ルールについて考え、出来るところから取組み始めます。
当社では、他地域での実践を活かし、地域の⽅々との対話や実践を通して、問題や課題に気づき、共有し、番町エリアマネジメントの推進を⽬指します。
自治体・開発事業者・地域団体さまのご要望に応じて、
まちづくりに関する取組みを幅広くサポートします。